スタバ、「利益好調でも債務超過」の驚愕事態について
DeNA、キュレーションサイトで減損損失38億円
DeNAが話題のキュレーションサイトで39億円の減損損失を出したようです。関連資産が無価値ということでゼロまで減損したということだけど、東芝の原発子会社みたいに実際はマイナスの価値しかないということになりそうな気がする。
振り返ってみるとまず医療サイトのWELQでパクリや捏造が発覚、他のファッションサイト等でも同様の件が発覚、そして炎上へというような感じでした。色々と見ていくと、クラウドソーシング(ネットでできる凄い楽な業務委託みたいなやつ)で一記事あたり300円程度で発注していたようです。どう考えても300円で専門的に調査した記事なんて書けないですよね。時給何円だという話。サイトの運営側が自分で専門家を探してきて、それなりの報酬を渡さないと絶対なりたたない。大量に記事を上げないと広告で稼げないからやってしまったんでしょう。最近Googleがアルゴリズムを変更したらしいので、それももう無理だろうけど。どんな感じで再開させていくのか楽しみです。
減損を38億円出したというDeNAですが、決算短信を見てみると、200億円近く税引き前利益(累計)を出している。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120170202488976.pdf
短信なのでざっとした情報しかないが、ゲーム事業だけで187億円のセグメント利益を出している。どうやら任天堂と出したスーパーマリオランが堅調だったのが要因のよう。とすると4Qもファイアーエムブレムがあるので、まだ伸びるかなという印象。
ゲーム事業に収益が偏っているから焦って手を広げようとして、やってしまったというところだろう。おそらく利益自体は出ているので経営陣も退陣とかはないでしょうね。まったく困ったもんだ。
天下りについて
文科省の天下りについて最近話題になっていますね。今更だけど天下りがなくなったと本気で思っていた人っているんでしょうか。私は天下りの人を見ているので特に驚きはなかったのですが、皆さん信じられないといったところなんでしょうか。
元文科省の官僚の方が、「人助け」で文科省の方の再就職を支援していたという話だったんですけど、色々と出てくる。「人助け」だったはずなんですが、実際のところは「月2日勤務で1千万円」という完全に天下りをしているという現実でした。私が見ている方と同じような感じだとすると、出社はしてもお茶を飲むのと省庁に行く時に同行する位なので、ほぼ仕事はしていないはずです。就職支援はボランティアのように見えて、他のところから金は貰っていたわけです。
おそらく放っておいても天下りがなくなるわけがないので、刑事罰でも課せばいいと思う。今回はたまたま文科省の天下りが注目されてますが、他の省庁でも当たり前に行われていると思われます。例えば一時期話題になったPCデポですが、消費者庁の長官がアドバイザーに就任したとのこと(以下記事参照)。天下りじゃないと言っていますが、ちょっと信じがたいところです。
他の省庁についてもぜひ調べて頂きたいと思います。国土交通省あたりはどうでしょうか。ザクザク出てくると思いますよ。
カルビー在宅勤務毎日OK
カルビーが毎日在宅勤務を可能にするそうです。今までも週二回可能だったそうです。私の会社では誰も在宅勤務の人がいないのでわからないが、それで仕事は成り立つんですかね。全員が在宅勤務するってことはないだろうから、結局のところ出社している人にしわ寄せがいくじゃないんかと思う。そこにいないと困る仕事とかありますよね?あと、何か頼み事をしたい時はいない人よりいる人にしますよね。しばらくすると不公平感は広まるのではないだろうか。
自宅以外でも勤務も可能にするということだけれど、セキュリティはどうするんだろうか。そのへんのカフェのWiFiとかで通信されたら困るし、PCが盗まれることを考えるとトイレに行くのも困難なのでは?
主な対象は結婚していて子供がいる人か介護しなければならない人のどちらかと思うけど、独身の人間からしたらちょっと嫌だよね(介護は関係なくもないけど)。詳細は詰めるらしいけど、誰かに過度に負担がかかる制度にならないといいですね。
総務省のスマホ新指針
正直記事が長すぎて全部読めてないが、SIMロック解除と端末補助について多少変わったらしい。
個人的には割賦で購入した端末については、支払いが終わるまではロックをかけててもいいと思う。海外のSIMだけ使えればいいかなと。もちろん一括購入した場合はロックをかけるべきではないと思う。
端末補助については、2年前の同型機種の下取り価格以上を購入者に負担として求めるということらしい。2年前というのが若干しっくりこないけど、端末購入者に相応の負担を求めるというのは妥当だと思う。
実質0円が問題だということだけれど、昔の一括0円と比べたら相当マシになっていると思う。この部分を規制してもキャリアの方にはこれといって損はないと思うんだよね。売りにくくなるのは販売代理店の方で、キャリアは販売奨励金の支払いが減るわけだから、売上が減っても利益は増えてるんだよね。
しかもMNPの特典が減るという事は各社の競争が緩くなるということ。その為にMVNOの参入を促したということだと思うけど、現在のキャリアの牙城を崩すまでの存在ではないと思う。正直MVNOは薄利多売過ぎて儲からない。儲かってる会社あるんですか?
ここまでお役所が介入して、これからどうなっていくのか注視していきます。